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「肉離れ(筋挫傷)について」 | 仲宿整骨院いちの整骨院

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「肉離れ(筋挫傷)について」

2024.04.11 | Category: 施術メニュー,未分類

肉離れ(筋挫傷)について

患者様から肉離れについてご質問がありましたので解説したいと思います。

筋肉の痛み、損傷は筋肉痛、筋膜炎、肉離れの3つに分かれます。

見極めは受傷内容(怪我した理由)と内出血の有無で判断します。肉離れは内出血を伴います。しかし、筋膜炎は内出血を伴いませんが、肉離れ相当の痛みを伴いますので、早期の治療が必要です。

肉離れは一般的に筋肉の一部が部分断裂あるいは完全断裂の事を言い内出血を伴います。ふくらはぎが最も多く、次に大腿部(ハムストリング)です。

例えば、

スポーツをしていてダッシュした際に足を痛めて、その後も痛みが続いている。
バレーボールやバスケの部活中にジャンプした際、もしくはジャンプの着地時に痛みが走った。

スポーツ中に瞬間的な動作で身体を痛めた など

※当院患者さんの中で、小・中学生の来院頻度が多い症状です。

肉離れに対する当院の考え

 症状は軽度のものから重度までに様々ですが、歩行困難や押すと痛む、内出血してる、伸ばすと痛む、腫れている、しこり状の塊があるなどがあげられます。

肉離れとはスポーツ外傷が多いですが、意外と日常生活の中でも起こることがあります。発生原因は走り出しや強く踏ん張った時、ジャンプまたストレッチ体操やヨガで筋肉を伸ばし過ぎなどの理由が当院の受診動機では多いです。

特に足まわりに発生しやすく、ふくらはぎや太ももに起りやすいです。運動などで筋肉が収縮している最中に、筋肉が引き伸ばされる力が加わることで起こります。肉離れを起こした筋肉は微小損傷、部分断裂、完全断裂と程度がありますが、いずれも筋肉が切れている状態ですので、体重をかけたり負荷をかけたりすると激痛となります。

当院での肉離れの治療方法

当院の治療法として、急性期では、まずはアイシングを行いながら超音波治療器を照射します。次に、マイクロカレント療法といって、筋の損傷部位を回復させる微弱の電気刺激を行います。患部周辺部が固まってしまっていることが多いので、患部周辺部をマッサージします。

そして下記のようなテーピング療法を行います。

※超音波療法(保険適用内で対応いたします)

※ハイボルテージ療法(保険適用外)

※立体動態波・マイクロカレント療法

※1.2回目は初診料金に含まれています

 

回復期には、筋肉の萎縮の防止、筋硬結の緩和を目的に、柔整マッサージやストレッチ療法を行いながら回復を促します。

施術を受けるとどうなるか?

治療を受けることで、損傷部位の組織の治癒が促進します。回復の程度は、けがの程度、年齢、来院頻度などで個人差がありますが、少しづつですが痛みが軽減していき、回復します。痛みが取れた後は再発しないための予防ケアとして、全身をほぐして筋肉の柔軟性を高めたり、ストレッチ治療でケガの防止、パフォーマンス向上、再発を防ぐためのアドバイスもさせていただきます。

他院さまとの大きな違いとして、当院スタッフは全員が柔道整復師(ケガの専門家)としての国家資格を取得し、経験が10年以上のスタッフのみの治療家集団です。

改善するために必要な施術頻度は?

肉離れの場合、改善には症状や状態にもよりますが残念ながら、時間がかかることが多いです。痛みだけ何とかしたいのであれば個人差はありますが早期に改善される方もいます。しかし再発しないよう根本的に改善するには、なるべく週1回、特に痛みを強く感じる方であれば痛みが引くまで週3回以上は施術を行うことを推奨します。

お身体は小さい細胞の集まりです。そのため短期間ではお身体は実質的には変わりません。例えば、1日でスクワットを1000回のみ行ったとしても筋肉が急に付くことはありません。

なぜなら筋肉の細胞は1日では生まれ変われないからです。期間をかけることでお身体は徐々に良い方向に変化します。同じ回数でも1日に1000回行うよりも、100回のスクワットを10日間に分けて行う方がお身体を変えるには効果的です。治療も一緒です。

一回でも効果はありますが、治療効果が体に定着し、脳が良い状態を記憶するには時間がかかります。

頻度としては週13回が効果的です。